前者は後者を元に作られたものであり、基本的に評価項目等の違いはありませんが、後者が全国一律な条件のもとに考えられた評価内容であるのに対して前者は土地柄や強化政策等の特色を反映した評価内容になっています。具体的には評価の内容が異なるわけではなく、『重み付け』と言う評価項目ごとの重点度合いをソフト上で変えてあるものになります。
評価は原則図面を元に作成し、各評価項目のうち一般的なレベルを上回る設計内容については根拠資料等の説明資料を添えて提出します。最終的な評価(BEE)に対して一定以上の取組みがおこなわれていないものにあっては助言・指導をおこなうこともあります。
尚、CASBEE®の評価には省エネルギー計算結果の入力などソフト単体では全体の評価が完結しない要素も含まれています。
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